介護職の転職・給料・人間関係・働き方の悩みを現場目線で解説します

介護職の人間関係がつらいときに考えること|辞める前に整理したい5つのポイント

  • URLをコピーしました!

介護の仕事を辞めたい理由として、人間関係はかなり大きいと思います。

利用者さんとの関係ではなく、

同僚。
先輩。
上司。
看護師。
ケアマネ。
管理者。

いろいろな職種が関わる介護の現場では、仕事そのものより「人」で疲れてしまうことがあります。

介護の仕事自体は嫌いじゃない。

利用者さんと話すことも嫌いじゃない。

それでも職場に行くのがつらい。

そんなときは、

「自分は介護に向いていないのかも」

と思ってしまうこともあります。

でも、人間関係の悩みと、介護そのものが合わないことは別です。

職場を変えたら、驚くくらい働きやすくなることもあります。

逆に、どこへ行っても同じような人間関係で悩んでしまうなら、自分の働き方や距離の取り方を見直した方がいい場合もあります。

この記事では、介護職の人間関係がつらいときに、辞める前に一度整理しておきたいことを考えていきます。

目次

介護職の人間関係が悪くなりやすい理由

介護現場は、一般的な職場より人間関係が複雑になりやすいところがあります。

その理由のひとつが、チームで働く仕事だからです。

一人で完結する仕事ではありません。

申し送り。

排泄介助。

食事介助。

入浴介助。

服薬。

記録。

夜勤。

誰か一人がやらなかったことが、次の人の負担になることがあります。

だから、

「なんであの人はやってないの?」

「自分ばかり負担が多い」

という不満が生まれやすいです。

さらに、忙しい職場ほど余裕がなくなります。

余裕がなくなると、

ちょっとした言い方がきつくなったり、

小さなミスにイライラしたり、

職員同士で責任を押し付け合ったりすることもあります。

人間関係が悪い職場というより、

職員全員が疲れている職場

になっていることも少なくありません。

「誰と合わないのか」を具体的にする

人間関係がつらいと感じたとき、

「この職場の人間関係が最悪」

とまとめて考えてしまいがちです。

でも、実際には、

特定の一人だけが原因

ということもあります。

たとえば、

  • 上司だけが合わない
  • 特定の先輩が怖い
  • 夜勤で組む相手と合わない
  • 看護師との関係がしんどい
  • 一部の職員の派閥が苦手

というケースです。

ここは分けて考えた方がいいです。

職場全体が嫌なのか。

特定の人との関係だけがつらいのか。

もし特定の人だけなら、

勤務をずらしてもらう。

部署を変えてもらう。

管理者に相談する。

という方法で改善できることもあります。

いきなり退職する前に、

「誰との関係が一番しんどいのか」

を整理してみると、解決方法が見つかることがあります。

無理に仲良くする必要はない

介護職はチームワークが大切です。

でも、

全員と仲良くする必要はありません。

ここを混同すると、かなり疲れます。

仕事として必要な報告。

申し送り。

利用者さんの情報共有。

最低限の挨拶。

これができていれば、仕事はできます。

休憩中まで一緒に過ごさなくてもいいです。

職場の飲み会に毎回参加しなくてもいいです。

プライベートまで付き合う必要もありません。

人間関係で疲れやすい人ほど、

「嫌われないようにしなきゃ」

「みんなと仲良くしなきゃ」

と思ってしまうことがあります。

でも、

仕事上の関係と、友人関係は別です。

必要なコミュニケーションが取れていれば、それで十分です。

我慢しても改善しない人間関係もある

人間関係の悩みは、自分の工夫で改善できることもあります。

でも、何をしても変わらないケースもあります。

たとえば、

  • 無視や陰口が続いている
  • 特定の職員だけが標的にされている
  • 新人いじめが当たり前になっている
  • 上司に相談しても何も変わらない
  • ミスを必要以上に責められる
  • 暴言やハラスメントがある

こういう職場では、

「自分がもっと頑張れば何とかなる」

と考えすぎない方がいいです。

人間関係は、一人だけで作るものではありません。

こちらがどれだけ気を遣っても、相手や職場全体の雰囲気が変わらなければ、状況が改善しないこともあります。

特に、相談しても何も変わらない職場なら、

その環境に居続ける意味があるのか

は一度考えてみていいと思います。

人間関係がつらいなら、施設形態を変える方法もある

「人間関係がつらいから転職したい」

と思ったとき、同じような施設へ転職するだけが選択肢ではありません。

介護の仕事は、施設形態によって職員同士の関わり方も変わります。

たとえば特養では、多くの職員と連携しながら働くことが多いです。

一方で、訪問介護は一人で利用者宅へ行く時間が長く、職員同士で常に一緒に動くわけではありません。

デイサービスなら夜勤がないところも多く、勤務時間そのものが変わります。

サ高住や有料老人ホームでも、施設によって職員配置や業務の流れはかなり違います。

つまり、

「今の職場の人間関係が嫌だから、介護を辞める」

と決める前に、

「働く場所を変える」

という選択肢もあります。

転職先では「人間関係が良さそう」だけで決めない

転職するとき、人間関係を重視するのは当然です。

ただ、

「職員同士が仲良さそう」

だけで決めるのは少し危険です。

面接や見学の短い時間では、本当の人間関係までは分かりません。

それよりも、

  • 職員の年齢層
  • 勤続年数
  • 入退職の頻度
  • 教育体制
  • 職員配置
  • 管理者の雰囲気
  • 現場職員の表情
  • 質問したときの対応

などを見た方が、職場の状態は分かりやすいです。

職員がずっと無言で働いている。

挨拶しても反応がない。

管理者が職員にきつい言い方をしている。

見学中なのに職員同士でピリピリしている。

こういう違和感は、無視しない方がいいです。

求人票より、実際に見たときの空気の方が参考になることもあります。

まとめ|介護が嫌なのか、その職場が嫌なのか

人間関係がつらいと、

「もう介護の仕事自体が嫌だ」

と思ってしまうことがあります。

でも、本当に嫌なのは、

その職場の人間関係だけかもしれません。

まずは、

誰との関係がつらいのか。

相談や配置変更で改善できるのか。

職場全体の雰囲気に問題があるのか。

ここを整理してみてください。

それでも状況が変わらないなら、職場を変えることは十分ありです。

介護職は、働く場所によって人間関係も業務の負担もかなり変わります。

「どこへ行っても同じ」と決めつけなくて大丈夫です。

今より少し働きやすい場所を探すことも、自分を守るための選択肢のひとつです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次