介護職の転職・給料・人間関係・働き方の悩みを現場目線で解説します

介護職のシフトがきつい|早番・遅番・夜勤で疲れない働き方を考える

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「休みなのに、全然休んだ気がしない」

介護職をやっていると、これ、ありますよね。

早番。

遅番。

夜勤。

夜勤明け。

また早番。

勤務表を見た瞬間に、

「うわ、今月きついな……」

ってなるやつです。

しかも介護職って、単純に勤務時間が長いだけじゃないんですよ。

起きる時間も違う。

寝る時間も違う。

ご飯を食べる時間も変わる。

夜勤明けなんて、帰宅したあと何時間寝ればいいのか分からなくなることもある。

まぁ、身体が混乱します。

私は現場で働く側も、勤務表を作る側も経験してきました。

だから分かるんですが、

「シフトがきつい」というのは、本人の体力だけの問題じゃない

んですよね。

勤務の並び方。

夜勤回数。

連勤。

通勤時間。

人員配置。

希望休。

このあたりで、かなり変わります。

この記事では、

  • 介護職のシフトがきつく感じる理由
  • 早番・遅番・夜勤それぞれのしんどさ
  • 疲れやすい勤務の並び
  • 夜勤明けを休みと考えていいのか
  • シフトがきつい職場の特徴
  • 管理者側から見た勤務表の事情
  • 少しでも楽に働く方法
  • 転職を考えたほうがいいケース

このあたりを、現場目線で話していきます。

目次

介護職のシフトがきついのは「不規則」だから

介護施設って、24時間365日動いています。

利用者さんは、

「今日は日曜日だから介助なし」

にはなりません。

だから職員も交代で働く。

早番。

日勤。

遅番。

夜勤。

施設によっては、

準夜。

深夜。

短時間夜勤。

いろいろあります。

これ自体は介護施設の特徴なので、ある程度は仕方ありません。

でも問題は、

勤務時間がバラバラになることで生活リズムまで崩れやすいこと。

たとえば、

今日は5時起き。

明日は9時起き。

その次の日は昼まで寝る。

夜勤の日は夕方出勤。

そりゃ身体も、

「結局いつ寝ればいいの?」

になります。

早番は「朝が早い」だけじゃない

早番って、

「早く行って早く帰れるから楽じゃない?」

と思われることがあります。

でも、実際やると結構きついです。

施設によっては、

7時勤務開始。

6時半。

もっと早いところもあります。

通勤に1時間かかるなら、

起きるのは4時台。

冬なんて真っ暗です。

で、出勤したら、

起床介助。

更衣。

排泄。

整容。

食事。

服薬。

朝って、介護施設ではかなり忙しい時間帯です。

朝から全力。

そして午後になると、

「もう一日働いた感じする」

ってなる。

早く帰れるのは嬉しいんですけどね。

その代わり、前日の夜から生活が縛られます。

遅番は午前中が休みのようで休みじゃない

遅番も独特です。

11時出勤。

12時出勤。

施設によって違います。

午前中は自由。

なんですが、

「このあと仕事」

と思うと、意外と何もできなかったりします。

買い物行く。

病院行く。

掃除する。

できるんです。

でも、

時計をずっと気にしてる。

「あと2時間で出なきゃ」

って。

しかも勤務が終わるのは20時。

21時。

そこから帰宅。

ご飯。

お風呂。

寝る。

気づいたら日付変わってる。

遅番が続くと、今度は完全に夜型になります。

夜勤は「明けがあるから得」ではない

夜勤については、人によってかなり感覚が違います。

「夜勤好き」

って人もいます。

実際います。

日中より落ち着いている。

職員が少ないから気楽。

明けの日を自由に使える。

こういう理由です。

逆に、

「絶対無理」

という人もいます。

私はどちらも分かります。

ただ、

夜勤明けを丸々休日として数えるのは、ちょっと違う

と思っています。

夜勤明けで朝9時に帰る。

家に10時。

シャワー浴びる。

ご飯食べる。

寝る。

起きたら夕方。

「休み終わったな」

ってなる。

もちろん、

明けでそのまま遊びに行ける人もいます。

私はそういう人を見ると、

「体力すごいな」

って思います。

でも、それを全員の基準にしないほうがいいです。

一番きついのは勤務の「組み合わせ」

シフトのきつさって、

早番が多い。

夜勤が多い。

だけではありません。

並び方

がかなり大きいです。

たとえば、

遅番。

翌日早番。

これ、しんどいです。

遅番で帰宅が22時。

寝るのが0時。

翌朝5時起き。

ほとんど寝られません。

施設によって勤務時間は違いますが、

こういう勤務のつながりは身体にきます。

「夜勤→明け→休み」で本当に回復するか

よくある並びです。

夜勤。

明け。

休み。

一見、

2日休んでいるように見えます。

でも実際は、

夜勤明けの日は回復日。

翌日の休みでやっと普通。

そして次の日から仕事。

こう感じる人も多いです。

だから、

勤務表上の休日数だけ見ても、

疲労感は分かりません。

同じ月9日休みでも、

日勤だけの月9日と、

夜勤明けを挟んだ勤務では、

体感が違います。

連勤も介護職では地味にきつい

5連勤。

6連勤。

たまにあります。

介護って、

デスクワークみたいに座っている時間が多くないですよね。

移乗。

排泄。

入浴。

食事。

コール。

歩く。

しゃがむ。

また歩く。

一日中身体を使う。

だから連勤後半になると、

腰。

足。

肩。

全部重くなる。

特に人手不足の時期。

職員が辞めた。

体調不良者が出た。

そういうとき、

残った人に勤務が寄ります。

シフトがきつい職場には特徴がある

ここからは、職場側の話です。

毎月ギリギリの人数で勤務表を組んでいる

一人休んだら崩れる。

有給一人入れたら厳しい。

欠勤出たら誰か休日出勤。

こういう職場。

勤務表を作る側からすると、本当にきついです。

私も勤務を組む立場で、

「この日どうやって人数合わせるんだ」

って画面をずっと見ていたことがあります。

でも。

それが毎月なら、

そもそも職員数に余裕がないんですよね。

夜勤できる人が少なすぎる

これもあります。

職員10人。

でも夜勤できるのは4人。

すると、その4人に夜勤が集中します。

「今月6回お願いします」

「来月も5回」

こうなる。

本人たちは、

「夜勤できるから採用されたのに、なんでこんなに多いの?」

となります。

勤務表を作る側も、

他に入れられる人がいない。

完全に悪循環です。

特定の人ばかりきつい勤務になる

これは管理側が気をつけないといけないと思っています。

「この人は文句言わない」

「この人なら夜勤多くても大丈夫」

「この人は子どもいないから休日動かせる」

そうやって、

同じ人に負担が寄る。

これ、本当に良くないです。

真面目な人ほど我慢します。

で、ある日突然、

「辞めます」

になる。

そのとき管理者が、

「え、そんなに嫌だったの?」

ってなる。

いや、結構サイン出てたよ。

っていうこと、あります。

希望休が出しづらい

希望休制度はある。

でも、

「また土曜?」

「そこ人いないんだけど」

と言われる。

そうすると職員は出さなくなります。

勤務表を作る立場からすると、

全員の希望を全部通すのが難しいのは事実です。

でも、

出すこと自体に罪悪感を持たせるのは違うと思っています。

休み希望を出せる。

調整できなければ相談する。

それくらいの空気がいいです。

シフトがきついなら、まず「何がきついか」を分ける

ここ重要です。

「シフトがきつい」

だけだと、

何を変えればいいか分かりません。

たとえば、

早番が苦手。

夜勤が苦手。

連勤が嫌。

遅番翌日の早番がつらい。

夜勤回数が多い。

土日休めない。

希望休が通らない。

これ、全部別です。

自分が一番しんどいものを見つける。

早番がきついなら生活習慣だけでなく職場も考える

早番が月2回なら頑張れる。

でも月10回だときつい。

そういう人もいます。

だったら、

日勤中心の職場。

デイサービス。

訪問介護。

こういう働き方もあります。

「介護職だから早番は絶対」

ではありません。

施設形態を変えれば勤務時間も変わります。

夜勤がきついなら、回数を減らすだけでも違う

月6回。

これを4回。

2回減るだけでかなり違います。

もちろん夜勤手当は減ります。

ここが難しい。

だから、

夜勤を減らしても生活できる給与か

を考えます。

前の記事でも書きましたが、

夜勤手当に頼りすぎる給与設計だと、

身体がきつくなっても減らせません。

「日勤のみ」も普通に選択肢

介護職って、

「夜勤できないと給料安い」

と言われます。

確かに夜勤手当はなくなります。

でも、

身体を壊して働けなくなったら、

収入ゼロです。

それなら、

多少給与を下げても日勤だけで長く続ける。

全然ありだと思います。

人によっては、

日勤になったことで睡眠が安定して、

結果的に欠勤が減る。

体調も良くなる。

そういうこともあります。

シフト勤務で疲れにくくするためにできること

根性論は好きじゃないので、

「気合で慣れろ」

とは言いません。

ただ、少し工夫できる部分はあります。

起きる時間を極端に変えすぎない

休みの日に昼過ぎまで寝る。

気持ちは分かります。

でも、そのあと早番。

かなりきつい。

可能なら、

休日も多少リズムを保つ。

完全に同じは無理でも、

3〜4時間ずらす程度にする。

これだけでも違います。

夜勤前に寝すぎない

夜勤前だから、

昼まで寝る。

夕方まで寝る。

それで夜勤。

人によっては逆に身体がだるくなります。

短めに仮眠するほうが合う人もいます。

ここは個人差大きいです。

自分のパターンを見つけるしかありません。

明けの日に予定を詰めすぎない

夜勤明け。

美容院。

買い物。

遊び。

飲み会。

全部入れる。

若いうちはいけます。

でも、毎回やると疲れます。

「明けだから休み」

ではなく、

回復日

くらいに考える。

私はそのくらいがいいと思っています。

休みの日に介護のことを考えすぎない

これも地味に大事です。

勤務表を見る。

LINEを見る。

業務連絡。

「明日あの利用者さんどうなってるかな」

ずっと仕事。

身体は休み。

頭は出勤。

これだと疲れが取れません。

連絡確認が必要な職場もありますが、

全部反応しない。

それも必要です。

管理者側も「公平」だけで勤務表を作らないほうがいい

ここはちょっと管理者目線です。

夜勤。

4回ずつ。

早番。

同じ回数。

土日休み。

均等。

数字だけなら公平です。

でも、

実際には、

通勤時間。

子育て。

体調。

介護。

年齢。

得意勤務。

違います。

だから、

全員同じ回数=本当の公平

とも限らないんですよね。

もちろん、

特定の人だけ楽。

これは違います。

でも、

一人ひとりの事情を見ながら調整する。

これが勤務表作成では結構大事だと思っています。

「シフトがきつい」と上司に言っていい

言いづらいですよね。

「他の人もやってるから」

って思う。

でも、

限界になる前に言ったほうがいいです。

そのとき、

「きついです」

だけより、

具体的に。

「遅番の翌日の早番が月4回あって、睡眠時間がかなり短くなっています」

とか。

「夜勤が6回続いて体調が戻らないので、4回程度にできませんか」

とか。

具体的だと調整しやすいです。

相談しても毎月変わらないなら職場の問題かもしれない

一度相談。

難しい。

それなら仕方ない月もあります。

でも、

半年。

一年。

ずっと同じ。

夜勤6回。

連勤続き。

希望休通らない。

遅番→早番。

改善なし。

これなら、

「自分が弱い」

ではなく、

職場の勤務体制を疑っていいと思います。

転職するとシフトはかなり変えられる

介護職は、

施設によって勤務がかなり違います。

特養。

有料。

サ高住。

グループホーム。

デイ。

訪問。

同じ介護職でも、

勤務時間は違います。

だから、

シフトが原因で介護職を辞めようとしているなら、

介護職そのものを辞める前に、働き方を変える

という選択肢もあります。

転職前に必ず聞いてほしいこと

シフトが原因で転職するなら、

面接で聞きます。

早番は何時から?

遅番は何時まで?

夜勤は月何回?

連勤は最大何日くらい?

希望休は何日?

夜勤明け翌日は基本休み?

このあたり。

全然聞いていいです。

むしろ、

入職してから、

「思ってたのと違う」

になるほうがお互い困ります。

求人票の「シフト制」だけでは何も分からない

求人票を見ると、

勤務時間

①7:00〜16:00

②9:00〜18:00

③11:00〜20:00

④16:00〜翌9:00

みたいに書いてあります。

でも、

知りたいのは、

どういう順番で入るのか

です。

月に全部均等なのか。

早番多めなのか。

夜勤専従がいるから夜勤少ないのか。

ここは求人票だけでは分かりません。

だから面接や転職サービスで確認する。

シフトがきつい人は「年間休日」より勤務の中身を見る

年間休日110日。

120日。

ここも大事です。

でも、

年間休日120日でも、

不規則すぎて疲れる。

あります。

逆に110日でも、

ほぼ日勤。

連勤少ない。

希望休通りやすい。

こっちのほうが楽な人もいます。

数字だけで選ばない。

本当にこれです。

介護職を長く続けるなら「無理なく続けられるシフト」を探す

20代。

30代。

40代。

50代。

同じ働き方を続けられるとは限りません。

昔は夜勤6回平気だった。

今は4回でもしんどい。

それで普通です。

身体は変わります。

家庭環境も変わります。

だから、

働き方も変えていい。

夜勤を減らす。

日勤へ行く。

デイへ行く。

訪問へ行く。

役職へ進む。

選択肢はあります。

まとめ|「介護職だから不規則勤務は仕方ない」で終わらせなくていい

介護施設は24時間動いています。

だから、

早番。

遅番。

夜勤。

これはあります。

ある程度は避けられません。

でも、

毎月きつい。

休んでも回復しない。

生活リズムがずっと崩れている。

勤務表を見るだけで嫌になる。

そこまでいっているなら、

少し働き方を見直してもいいと思います。

何がつらいのか。

早番?

夜勤?

連勤?

希望休?

まずそこを分けてみる。

職場で調整できるなら調整する。

難しいなら、

別の施設形態を見る。

それでもいいです。

介護職を続けるために、

シフトを変える。

それは逃げでもなんでもありません。

むしろ、

「この働き方、あと5年続けられるかな?」

って一度考えてみる。

その答えが、

今後の働き方を決めるヒントになるかもしれません。

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